賃貸と購入どっちがいい?離婚した私が今だから言えること

離婚後の住まい、賃貸と購入どっちがいい?悩む女性のイメージ 賃貸・購入

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離婚したあとに住んだのは「賃貸」のマンションでした。購入なんて考えもしなかった。そもそも離婚したばかりで家を買うなんて発想すら浮かばなかった——。

私が1度目の離婚をしたのは30代の頃。2度目は40代前半でした。どちらの時も、賃貸マンション。

でも今、あの頃の自分に言えるとしたら——「ちゃんと調べてみて!」ということ。
購入という選択肢を知っておけば、今の私はだいぶ違っていたと思います。

この記事では、離婚を経験した私が「知っておけばよかった」と感じる、賃貸と購入の話をお伝えします。シングルの女性で、これから住まいを考えている方の、何かヒントになれば嬉しいです。


第1章:なぜ購入を考えなかったのか?

離婚が決まった時、頭の中にあったのは「早くこの家を出なければ」ということ。

最初の離婚はダンナさんの会社の社宅に住んでいたので、離婚した私には、その家に住む権利がなくなったわけです。2度目の時は、賃貸マンションに住んでいましたが(過去の記事▶️ 家賃を抑えるなら訳あり地域もアリ?実際に住んでわかったこと)ダンナさんより早く家を出る必要があったんです。

購入?そんな選択肢、1ミリも浮かびませんでした。じっくり考えている時間もなかったというのもありますが、理由はシンプルで——

「家を買うなんて、どうせ無理」と思っていたから。

  • 頭金なんてない
  • ローンが払えるかどうかもわからない
  • 離婚したばかりで審査が通るわけない
  • そもそも一人で家を買うなんて、自分には関係ない話

そう思い込んでいました。

でも今振り返ると、その「思い込み」が一番の壁だったと思っています。情報がなかったから、選択肢が見えなかった。それだけだったんです。


第2章:知っておくべき現実

「購入なんて無理」と思っていた私が、後から知って驚いたことがいくつかあります。

①歳を重ねると、賃貸を借りにくくなる現実がある

これ、知っていましたか?

安定した収入があっても、単身女性は年齢を重ねるほど賃貸審査が厳しくなる傾向があります。孤独死や認知症によるトラブル、緊急時の対応など、単身高齢者を取り巻くリスクを懸念する家主が多いのが現実です。60代・70代になると選択肢がぐっと狭まってしまいます。

若いうちは気にならなくても、将来「家を借りたいのに借りられない」という状況になってから後悔しても遅いのです。

②年収300万円以下でも、家を購入できた実例がある

「収入が少ないから無理」——そう思っていませんか?

私がSNSマーケティング部長を務める会社の社長のお客さんの中には、年収300万円以下でも家を購入した方がいます。頭金がなくても、諸費用込みでローンを組める場合もあるんです。

③金利の動向にも注目を

住宅ローンの変動金利は、数年前と比べると上昇傾向にあります。ただし長期的な視点で見れば、まだ低水準にある時期です。

気をつけたいのは「いつか買おう」と先延ばしにしていると、その間に金利がさらに上がる可能性があるということ。金利が上がれば月々の返済額も増え、同じ物件でも「買える範囲」が狭まってしまいます。

「今すぐ買わなきゃ」ということではありませんが、早めに情報収集と検討を始めることが、将来の選択肢を広げることにつながります。金利動向は定期的に変わるため、最新情報は専門家に確認することをおすすめします。

④40代・50代になると、選択肢が狭まる

住宅ローンは完済時の年齢に上限があります。40代・50代になるほど借入期間が短くなり、月々の返済額が上がったり、そもそも借りられる金額が減ったりします。「いつかは買いたい」と思っているなら、早めに動く方が選択肢が広がります。

住宅ローンや費用の話。電卓とお金が家の模型と一緒に置いてある

第3章:離婚後に購入するメリット

「離婚後に家を買うなんて」——そう思う方もいるかもしれません。でも実は、離婚後だからこそ持てるメリットがあります。

①離婚後に買った不動産は財産分与の対象にならない

婚姻中に購入した不動産は、離婚の際に財産分与の対象になります。でも、離婚後に自分のお金で購入した不動産は、「特有財産」として自分だけの財産になります。

「また離婚したら……」という不安を持つ方もいるかもしれませんが、離婚後に購入した不動産は次の結婚でも財産分与の対象にはなりません。自分だけの純粋な資産として持ち続けることができます。 (出典:民法762条/特有財産の考え方。ただし状況によって異なる場合があるため、詳しくは弁護士にご相談ください)

②「自分のお城」を持つ安心感

賃貸は気軽な反面、更新のたびに「また更新料がかかる」「いつか出ていかなきゃいけないかも」という不安がつきまといます。

自分の家を持つことで、その不安から解放されます。好きなようにリフォームもできるし、老後の住まいの心配も減る。精神的な安定は、思っている以上に大きいものです。

③不動産のプロも実践している

私がSNSマーケティング部長を務める会社の社長——不動産・相続・終活に30年以上携わってきたプロも、離婚を経験した後に家を購入しています。

今ではローンも支払い終わり、将来の住まいの心配はないようです。

その状況を見ていると、「私もそうしていれば……」と後悔しかありません。

でも、後悔しているということは、「今からでも遅くない」ということでもあります。この記事を読んでいるあなたには、同じ後悔をしてほしくない——そう思っています。

離婚後の女性が「自分のお城を持つ安心感」のイメージ

第4章:じゃあ賃貸はダメなの?

ここまで購入のメリットをお伝えしてきましたが、「賃貸が絶対ダメ」ということではありません。状況によっては賃貸の方が合っている場合もあります。

賃貸が向いているケース

  • 転勤や引っ越しの可能性が高い
  • 今の生活拠点がまだ定まっていない
  • 離婚直後で気持ちの整理がついていない
  • まずは落ち着ける場所を確保したい

特に離婚直後は、精神的にも経済的にも不安定な時期。「とりあえず賃貸で落ち着いてから考える」という選択は、決して間違いではありません。

私自身もそうでした。

ただし、「ずっと賃貸でいいや」は危険

問題なのは、「とりあえず賃貸」がそのまま何年も続いてしまうこと。気づいたら40代・50代になっていて、ローンの選択肢が狭まっていた——という状況は避けたいものです。

「落ち着いたら考えよう」の「落ち着いたら」は、意識的に期限を決めておくことをおすすめします。

実際にあった話

つい先日、知人夫婦の話を聞いて、考えさせられました。

65歳頃に、息子と2世帯で住むために息子名義で広めのマンションを購入。息子が結婚してお嫁さんと暮らし始めましたが、折り合いが合わず息子夫婦は出て行ってしまいました。名義は息子のままで。

ローンは15年間、その夫婦が全額負担し続けていましたが、80歳近くになり仕事もできなくなり、支払いが困難に。結局、マンションを出ることになりました。

その後、息子夫婦がそのマンションに入居。自分たちが15年間全額払い続けた家に、折り合いの悪かったお嫁さんが住むことになったのです。

幸い県営住宅に当たることができましたが、老朽化が進んでいることも多く、不便な場所にあることもあります。高齢になってからの住み替えは、想像以上に大変です。

2世帯住宅を考えている方は、この話から学べることがあります。

  • マンションでの2世帯同居はハードルが高い——生活空間を完全に分けにくく、プライバシーの問題が出やすい
  • 「うまくいかない」と思ったら早めに損切りする勇気も必要——状況が改善しないまま払い続けることで、最終的により大きな損失につながることがある
  • 「子どものために」は、自分の老後を犠牲にしない範囲で——そのお金を別のことに使えていたら、という後悔は残したくないもの

家を買う時は。嬉しい感情の方がどうしても勝ると思いますが、「うまくいった時」だけでなく「うまくいかなかった時」のことも想定しておくことが大切です。

RENT? BUY?の黒板と、家の前に女性と子供たちが並んでいるイメージイラスト

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まとめ:「どうせ無理」をまず疑ってみて

離婚した時、私は「家を買うなんて無理」と思い込んでいました。でも今振り返ると、それは思い込みでした。

正しい知識があれば、選択肢は広がっていた。

この記事でお伝えしたかったのは、「絶対に購入すべき」ということではありません。

ただ——

  • 年齢を重ねると賃貸を借りにくくなる現実がある
  • 年収300万円以下でも購入できた実例がある
  • 金利は今後上がる可能性がある
  • 離婚後に買った家は自分だけの財産になる
  • 「いつかは買いたい」なら早めに動く方が選択肢が広がる

これらを知った上で、自分に合った選択をしてほしいのです。

「どうせ無理」と思っている方こそ、まず一度、専門家に相談してみてください。思っていたより選択肢があることに、きっと気づけるはずです。


本記事は私の経験をもとに、私がSNSマーケティング部長をつとめる会社の社長——不動産・相続・終活に30年以上携わってきたプロのアドバイスを参考にしています。詳しく知りたい方はこちらのYouTubeチャンネルもご覧ください。

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